【知らなきゃ損する仲介の仕組み】
意外と知られていないのが不動産仲介の仕組み・・・
この仲介の仕組みを知っていると知らないとでは、今もそして今後も大きく変わってきます。
売買も賃貸も仲介の仕組みは同じですので、しっかり覚えておきましょう!
図のように仲介には、AとBの2パターンあります。
一見、Aパターンで売買や賃貸の仲介をしているように思われがちですが、実はBパターンでの仲介は結構頻繁に行われているのです。
ということは・・・
売地や貸部屋の看板やネットに、知らない不動産会社が掲示されていても、知り合いの不動産会社に頼めばBパターンで契約を成立させることが出来るのです!
やっぱり知らない不動産会社より、知ってる不動産会社に間に入ってもらった方が安心ですよね!
《覚えておきたいザックリ格言》
知り合いの
不動産会社があるのなら、
そこに頼んで安心契約!
【仲介手数料っていくらなの?】
売買の仲介手数料・・・
ズバリ、これが不動産会社の儲けです!!
下記の計算式に物件価格を当てはめれば、仲介手数料の額がわかりますよ。
仲介手数料の計算式 | |
物件価格が400万円を超 | 〔物件価格×3%+6万円〕+消費税 |
物件価格が200万円超~400万円以内 | 〔物件価格×4%+2万円〕+消費税 |
物件価格が200万円以下 | 〔物件価格×5%〕+消費税 |
《覚えておきたいザックリ格言》
知り合いの
不動産会社に頼んでみれば、
手数料が安くなるかも!?
【結局全部でいくらかかるの?】
仲介手数料、司法書士報酬、印紙代、固定資産税の日割精算やらなんやらかんやらと諸費用が・・・
そんな難しい話しは一切抜き!
売買における売主と買主の諸費用はズバリ、図の計算式の通り、ザックリとわかっていればOK!
《覚えておきたい格言》
諸費用は、
買うとき8%、売るとき5%
☆ポイント☆
諸費用の計算は、結構手間ヒマがかかるのです。
(司法書士さんに頼んだりしなくてはならないので・・・)
ですから不動産会社は、購入候補全部の諸費用を算出するのではなく、購入物件が決まってから諸費用計算をするのが通例となっています。
まずはご自身で図の計算式を頭に入れて物件を探しましょう!
※あらかた候補が絞れてきたら、図の計算式に当てはめて、「諸費用は〇〇円以内で収まるでしょうか?」と聞いてみてください。
そのくらいの概算ならやってくれますよ。
【購入・売却の落とし穴】
契約も引渡しも終わった。ひと安心。ホッ・・・。
ちょっと待ってください!
買ったあと、売ったあと、ある日突然やってくる税金の請求にビックリ!
この章は少し長いですが辛抱です! 知らないと大損する可能性がありますよ!!
また今回は購入だから売却は読まないということもやめてください。必ず隅々まで読んでください!
本当によくある話なのです。
-アドバイス-
税理士法に抵触するためというか、こういった税金計算は不動産会社は苦手です。(税金のプロではないので)
知り合いに税理士さんがいるのであれば、購入前・売却前に、頼んでみましょう。
知り合いに税理士さんがいないから、新しく税理士さんに頼むとお金がかかる・・・という方でも大丈夫!
売却するなら、家にある書類を集めて役所に相談に行って下さい!
購入するなら、契約書や精算書を持って役所に相談に行って下さい!
当然ですが無料で教えてくれます!
※役所=市町村役場、県税事務所、税務署のことですが、税金は大きく分けて国税、都道府県税、市町村税があります。
わからなければ、まずは、近所の役場に行きましょう!
相続や事業承継などの場合も事前対策が決め手になりますので、早め早めに調べておきましょう。
-つぶやき-
私も1級ファイナンシャルプランニング技能士の資格を取り、不動産の税金を勉強しましたが、税金は知れば知るほど複雑というか、正直やっかいものです。
表を見て、後々(早くて翌年)にかかる税金を調べ、対策をとりましょう!
※こちらから何も言わなくても、購入後や売却後の税金のアドバイスをしてくれる不動産会社なら、かなり優秀というか良心的ですね!
(税理士法に抵触しない程度が限界ですが・・・)
【不動産会社の選び方】
知り合いの不動産会社がない場合は、知り合いに紹介してもらうことが挙げられますが、できればその知り合いは、親や親戚等など身内の紹介がベストでしょう。
それでもいない場合、選び方の目安として
調査力+問題解決力+交渉力
をみておくと良いでしょう。
だってそうでしょう。
仲介手数料って、この能力に対して支払うものなのですから。
(物件の情報収集力は、現在だれでも簡単にインターネット等で調べられますので除外しています)
《ザックリまとめ格言》
知り合いの不動産会社があるのなら
そこに頼めばまず安心!
いなけりゃ調・問・交で見極めろ!